2014年9月24日水曜日

オープンデータから漂う新しいビジネスの匂い



データアナリティクス事業部の宮本です。

最近、IT系のニュースを見ているとビッグデータというキーワードに併せて、オープンデータというキーワードも頻繁に出てきていて、今後様々なシーンで利用されて新しいビジネスを創出することが期待されています。

オープンデータの定義は
「特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が望むように利用・再掲載できるような形で入手できるべきであるというアイデアである」
だそうです。
オープンデータ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF

また、総務省が発表しているオープンデータと呼べる条件としては
  1. 機械判読に適したデータ形式で、
  2. 二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータ
の2点である必要があります。
詳細な条件に関しては下記の総務省のホームページをご覧頂ければと思います。

オープンデータとは
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/opendata/opendata01.html#p1-1

オープンデータといえば総務省や地方自治体など行政が各種統計データを出しているイメージが強いですが、もちろん民間の企業が出しているものもあります。
「NAVERまとめ」でまとまっているのですが、数が多すぎるのでいくつか個人的に面白そうだと思ったものをピックアップしてみたいと思います。

オープンデータ&公開データのまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2135883023685089601

「復旧・復興支援制度データベース API V2 リファレンス」
https://www.r-assistance.go.jp/blob/ssdb-apidoc/API-reference.html
東日本大震災から3年経ちましたが、まだまだ現地の方々は復興支援が必要なことが多いかと思われます。復旧・復興支援制度データベースAPI は、復旧・復興支援制度データベースに登録されている支援制度情報および関連情報を外部サービスで利用可能とするための Web API です。こちらのAPIはドキュメントが非常に見やすく、アプリケーションに必要なAPIを簡単に見つけられそうです。なかなか海外では使われなさそうなAPI ですので、災害大国日本ならではのAPIかもしれません。

「オープンデータ活用コンテスト | 未来とメトロ | 東京メトロ 10th anniversary」http://tokyometro10th.jp/future/opendata/
東京メトロでは全線の列車位置、遅延時間等に係るデータを提供してオープンデータ活用コンテストなども行っています。車両ごとの最寄り施設などもAPIで提供されるようですので、個人的にはお手洗いがピンチの時に使えるアプリなどを期待したいです。

こちらは海外のサービスですが、個人的に好きなサッカーから
「World Cup ...in JSON」
http://worldcup.sfg.io/
こちらのサイトでは、2014年ブラジルワールドカップの試合結果やワールドカップ期間中は当日の試合の一覧などをJSON形式で提供してくれるサービスを提供しています。オリンピック開催時にも似たようなサービスが出てきそうな気がします。

以上、いくつかのオープンデータを紹介しましたが、今回ピックアップしたオープンデータはJSONやXMLなどアプリケーションを開発する時に扱い易いデータ形式で提供されているものが半分、CSVで提供されているものが半分でしたが、ピックアップしていないものは大半がPDFやCSVで提供されていました。
もちろんCSVでもアプリケーションやサービスは開発できると思いますが、やはり開発しやすいXMLやJSONでの提供が主流になってこないと、オープンデータを活用する場面も増えてこないかと思います。

ただ、このように様々な種類の統計的なデータを取得して多角的な解析をしたり、組み合わせて分析することで新しいビジネスが生まれそうな匂いはします。また、データ解析の技術もオープンソースを筆頭にどんどん進化してきているので、今後提供データ形式の整備や、もっと多くのオープンデータが出てきて色々な形のビジネスが生み出されるのではないでしょうか。



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