2014年12月2日火曜日

2020年の観光都市TOKYOに向けて

データアナリティクス事業部の左近です。

(左近撮影。台湾・九份の阿妹茶樓にて)


先日、東京都交通局と東京メトロが2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、都内143の駅で外国人向けの無料Wi-Fiサービスを開始するニュースがありました。

※エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)のプレスリリース
http://www.ntt-bp.net/articles/news/?p=1815

また、「Japan Connected-free Wi-Fi」というアプリに情報登録しておけば、都営地下鉄や東京メトロの各線乗り継いでも簡単な操作でWi-Fi環境に接続が可能とのこと。

最近色々なお客様のところで、東京オリンピック・パラリンピックに向けた様々な取り組みについてお話頂戴しておりますが、このニュースはすごく追い風な予感。

先日、友人の結婚式で台湾に行く機会があったのですが、そこには圧倒的な高さでそびえる言語の壁。夜市で肉饅頭ひとつ頼むのに大苦戦。大学時代に第二外国語として中国語を勉強したのは一体何だったのか。

そこで成田空港で海外用のWi-Fiルータを借りて行ったところ、これが大正解。

ちょうど台湾に渡る前日に金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」が放送されたこともあり、同映画のモデル地になったと言われる九份(きゅうふん)へ何がなんでも行ってやろうと思っていたのですが、これが台北から意外と遠い(30km程度離れているとか)。

早速インターネットで検索してみると、一番シンプルなアクセス手段として「バスに揺られて一時間半」というものがあったので、それを採用することに。

するとバス停の前でやたらタクシーの運ちゃんたちに声を掛けられます。
「きゅうふん!1000元!1000元!※」
(※この”元”は台湾元のことで、大体1000元=4,000円ぐらい。)

ご丁寧に説明用のスライドまで使って売りこみをしてきます。
「バス、30分こない!2時間かかる! タクシー、40分でつく!」

ははぁ、それは悩むなぁと思いつつネットで再度調べると【バスは10分~15分間隔で来ます】とのこと。おいおい騙されるところだったぜ。

しかもバスなら100元(約400円)。一方、台湾は本来タクシー安いはずなのに、カルテルでも結ばれているのか完全にボッタクリ価格。
結局Google先生のご指導のもと、無事バスに揺られて九份に行くことが出来ました。
(※ここでは悪い例を挙げてしまいましたが、基本的に台湾の人たちは日本人にすごく優しいですよ!)

話を東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みに戻すと、やっぱり各社で取り組みとして一番多いのが、位置情報を使ったサービス。
今いる場所をセンサーやGPSを使って取得し、周囲のお店の情報等をリアルタイムでレコメンデーションするようなもの。

これがもっとパーソナライズドされてくると素敵ですね。

「このあたりで何かお昼を食べよう。」
(ピコーン)『せっかく日本に来たんだから寿司どうですか?近くに評判の良い店があります』
「そいつはいい!本場の寿司を食ってみたいな!」
(ピコーン)『バスで行くのが楽ですね。丁度2分~3分後に来るバスに乗ればすぐです。』
「グットタイミングじゃないか!」
(ピコーン)『でもスシロールはないですよ?アボカドもマヨネーズもありません。』
「こいつ、俺が生魚嫌いなことを知ってやがる・・・!」

なんだか某キャリアのCMみたいになってしまいました。

位置情報だけではなく、ブラウザの検索キーワード履歴や、会員情報、購買履歴なんかのパーソナルデータ、さらにはSNS等のオーディエンスデータをぶつけてあげれば、よりスマートな情報配信をすることも可能になります。
情報配信側も、これらの情報を取得し積み重ねて分析するPDCAサイクルを回すことで、ランダムなプロモーションではなく、より応答率の高いサービス展開に繋げることができます。まさにWIN-WIN。

もしそのようなサービスが当たり前のように至るところで展開されれば、きっと外国人観光客の方々にとっても非常に快適かつ素敵な思い出となり、声高に「I LOVE JAPAN」と叫んでくれるでしょう。

当ブログでも色々な仕掛けを作るツールを紹介させて頂いております。

2020年はもうすぐです。
今から取り組みを始めておかないと外国人の方々にそっぽ向かれてしまうかもしれませんよ。

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