2015年4月21日火曜日

郷に入ればWebに従え

データアナリティクスグループの左近です。




今年はお花見失敗しました。

3月最終週の週末に地元の公園で花見をしましたが、そのときはまるで花見感ゼロ。
「つぼみ見」みたいな。せいぜい2分咲きぐらい。いや、もはや「見」すらしなかったかもしれません。
視界の95%ぐらいは味気ない緑。
(都内はもう少し咲いてたみたいですが、千葉はまだまだでした。)

友人たちと缶ビールをちびちび飲みながら、冷めた唐揚げをつつきつつ、昼過ぎには雨がぽつりぽつり。
「これならコンビニの前で飲んでた方が雨しのげて良かったじゃん」とまで言い出す始末。

そしたら、その翌週にはあれよあれよと全国の桜が本気を出し始め、平日、お客様先に行く途中などで、やたら満開の桜を見ました。
「あー失敗だったなー、今週末が正解だったかー」なんて思っていたら、次の週末には雨でかっさらわれてしまいました。あーあ、もう。


そんな中、たまたま見たNHKの「クローズアップ現代」で日本を訪れる外国人観光客の特集が。(201548日放送分)

フランスからの観光客
「けさ着いてすぐに来たわ。桜のベストシーズンに合わせたのよ。」
(※上記サイトより引用)

すごい。かたやネイティブなのに失敗した私。

確かに、もし外国人の方から
「日本へ観光に行きたいんだけどオススメのシーズンある?」
って聞かれたらお花見シーズンか紅葉シーズンですよね。

「じゃあお花見しようよ!」って切り返して、いざお花見することになり、一眼レフを首からぶら下げて、地元産の良いワインをお土産に、期待に胸を膨らませて来日したフランス人の友人。
そんな彼と視界の端につぼみを見つつ、小雨の降る中、冷たい缶ビールと冷めた上にべしょっとなったから揚げをつつく事態になってしまったら、もう目も当てられない。


一方で、もし日本に友人・知り合いがいないノンネイティブの方々がお花見をするならば?

日本政府観光局(JNTO)のインターナショナル版にこんな特集がありました。
タイトルは How to “Hanami”

えっ何、この洗練されたフォーマット。

シートに座っていると大体おしりが痛くなるから、クッション替わりにバッグを敷く羽目になるし、毎年「花見時期の夜は寒い」ってことを忘れて、こごえる羽目になるし。

 “Must-have items”(必需品)ですよ。その通りですよ。こちとら毎年忘れていますよ。
花見帰りに暖を求めてラーメン食べたくなるの私だけじゃないですよね!?

しかも「全部100均で買えます」なんて、ご丁寧なご指導まで。
ええ、毎年コンビニで長蛇の列並んで2,3倍の金額払って買っていますよ。
仕舞いには、「デパ地下(伊勢丹・新宿や大丸・東京)で季節の野菜やお魚使ったお弁当買えば、日本の春の味覚を堪能できます」とか・・・はい、もう完敗です。

大衆向け情報でこのレベル。
「クローズアップ現代」の記事に戻ると、花見だけの話に留まらず、今後増え続けるであろう観光客が生み出すデータの活用により、更に細分化されたニーズに対応できる可能性が生まれつつあります。
もしかしたら、今後冷めたから揚げをつつく純ジャパな文化に触れたいなんてニッチなニーズもあるかもしれません。その時は是非私めにお声掛けを。

データ分析の手法としては、ビッグデータという言葉がバズワード化した現在、特に目新しいものではないかもしれませんが、マーケットとして未成熟かつ、他の業界が海外市場を求め、グローバル化を猪突猛進で推し進めている中、国内でマーケットが拡大しているという点では、非常に前向きなトピックだと言えます。
もともと「おもてなし」の国ですから、分析で見えたノウハウがあれば、まさに鬼に金棒。

ことわざにもあるように「郷に入れば郷に従え」なんて言いますけれども、このご時世、郷のノウハウよりもWeb上の情報の方がよっぽどスマートになってきているようです。

「郷に入ればWebに従え」なんてね。


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