2016年1月26日火曜日

機械学習の検索動向について考えてみる

データアナリティクス事業部の宮本です。




私が機械学習を本格的に触りだしたのは去年からなのですが、機械学習について調べていると5~6年以上前の記事などでかなり詳細に解説されているケースによく出会います。

いつ頃から機械学習が注目されているのか、日本だけではなく海外ではどうなのかなどをGoogle Trendsを使って色々と考えてみます

まずは日本での「機械学習」と「Machine Learning」の検索動向を見てみましょう。

日本での「機械学習」と「Machine Learning」検索動向 




グラフを見てみると、「Machine Learning」が2007年の中頃から検索され始めて、その少し後の2007年後半で「機械学習」という言葉での検索も始まっていたようです。


機械学習自体はアカデミックには1950年代からあるようなので、なぜこの頃に日本で注目され始めたのか詳細な情報はないのですが、ちょうど2007年前後に機械学習を使ったコンピューター将棋がトップアマにいい勝負をしたり勝ち始めたので注目されたと推測出来ます。

そして、画像認識や音声認識の精度を格段に上げたDeep Learningがクラウドの技術によって、より実用的になってきたと思われる2014年の中頃から急激に伸びています。

次に日本だけではなく全世界を対象にした動向を見てみます。

世界での「Machine Learning」検索動向

日本と違い世界では2007年よりも前から定期的に検索されていたようで、Google Trends対象期間の始めである2004年から一定数検索されています。

面白いのが地域別人気度です。

世界での「Machine Learning」検索動向地域別人気度

当然アメリカで良く検索されているだろうなと思って見てみたらインドが一位!
アメリカは10位で日本はトップ10にも入ってきません。
まぁ人口の差もあるのでしょうが、グローバルITの中でアジア、中東の勢いを感じるランキングです。

ただ、時間経過による変化を見てみると、アジア、中東が機械学習に注目し始めているのは近年で、2004年頃から検索しているのはアメリカからでした。

時間経過による変化「Machine Learning」


2012年頃からインドでも検索数の上昇が始まり、2013年初頭に中国でも増えているようです。
今後アジア、中東から機械学習を使ったサービスや製品が出てくる可能性を感じます。

日本や世界の機械学習検索動向を見ていると、この1,2年でグラフが右肩上がりしているので、今後も順調に伸びて行きそうです。
過去に検索動向が伸びているキーワード「cloud computing」と比較して、動向を予測してみます

世界での「Machine Learning」と「cloud computing」検索動向


クラウドの検索動向を見てみると、ピークが2012年~2013年頃にあり、その後は除々に落ち着いてきていて、現在ではピーク時の半分から3分の1くらいになっています。

機械学習も現在はピークに向かって検索数がどんどん伸びている段階だと思います(私も去年から貢献しています)。

機械学習は今後IoTの増加により機械学習を使う対象のデータが増加する事が考えられるので、活躍の場が増えると個人的には思っています。
しかもクラウドと同様の検索動向になるかはわかりませんが、検索動向から見ても機械学習は抑えておくべき技術の1つと言えそうです。


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