2016年6月14日火曜日

ロジックツリーのススメ

データアナリティクスグループの梅田です。



今回は、「ロジックツリー」という思考技法をご紹介します。
統計学などの専門的な知識がなくても使える技法ですので、まだご存じでない方は、覚えておくと、課題を整理したいときなどに役立つと思います。

ちなみに前回の記事で宮本が紹介していた、データサイエンスのオンライン講座でも、講義の序盤の方で紹介されていました。

ロジックツリーとは?

物事を論理的に分析・検討するときに、その論理展開を樹形図に表現して考えていく思考技法です。できあがった樹形図自身も、ロジックツリーと呼ぶことがあります。

ロジックツリー(ろじっくつりー)
http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0609/01/news133.html

下の図は、「売り上げの拡大」という課題を1段階ずつ細分化しつつ、樹形図として表現した、ロジックツリーのサンプルです。


樹形図を使って細分化していくことで、課題の要素や要因として考えられるもの、可能性のあるものが列挙されていくことになります。(漏れなく、ダブりなく列挙されるように考えながら作成する必要があります)

一通り列挙したところで、細分化したものに対して「実現可能性」「重要度」「コスト」「期待効果」などの情報や条件を重ね合わせてみると、現実的に着手できそうな候補を絞り込むことができます。
上図の場合、一般的に「店舗の追加」には多大なコストがかかり、「新規顧客の獲得」は難易度が高いことから、それ以外の候補の中で、キャンペーンを打ちやすいものが候補として絞り込まれることになるでしょう。

派生 その1

大きな課題に対して、細分化した課題を列挙していくのではなく、原因や”原因の原因”を列挙していくと、「なぜなぜ分析」と同じ考え方で問題を分析していくことができます。

ツリーで列挙した原因群に対して、取れる対策を考え、最後に実現可能性や効果が大きそうな対策を絞り込む流れになるでしょう。

派生 その2

あまりないケースですが、要因や原因の列挙が終わった後、可能なのであれば、列挙された要素に対して、全て対策を取るという手もありです。

私の先輩社員の話ですが、全員初対面のメンバーでグループを組んで活動を始めようとする場面で、チームリーダーを選出しなければならないが誰も立候補しない、という状況になったとき、各自がリーダーに立候補できない理由として考えられるものを全部列挙し、その全部に反論することによって、各自が「リーダーになれない理由」を無くそうとしたことがありました。

この説得が功を奏してか、20分後ぐらいに無事、リーダーが決まりました。

対策にコストがかかるような問題だと、全ての対策に取り組むことは不可能だと思いますが、この例のように議論レベルの話であれば、考えられる想定問答を全て列挙し応答を考えておくのが有効な場面がありそうです。


以上、ロジックツリーと、派生する話題をご紹介しました。
複雑な課題の整理などで活用していただければと思います。


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